発炎筒に関する Q & A

高速道路でパンクや燃料切れで緊急停車をした時。
踏切で脱輪や動けない状態になってしまった時。
カーブ等の見通しの悪い個所で故障等を起こした時。
その他、気象状況悪化による視界不良下で緊急事態が発生した時。

当初は、踏切事故防止を図る目的で非常用信号用具の装着が義務付けられましたが、現在はそれに加え道路上、特に高速道路上における自動車交通事故防止での用途に多く使用され、多大な効果をあげています。
非常用信号用具の装着義務は道路運送車両法保安基準第四十三条の二に明記されています。
発炎筒は実際の使用面で性能的に優れていることが認識されほとんどの自動車メーカーが採用しています。
発炎筒は運転中に発生した故障、事故等の緊急事態を第三者に伝えるために必要なアイテムです。

確実な性能を維持するため有効期限4年(JIS D-5711)と定められています。(期限切れになりますと劣化が進み点火しないことがあります。)

JIS D-5711「自動車用緊急保安炎筒」の規格又はこれと同程度以上の規格の性能を有しない発炎筒は交換の対象となります。(JIS D-5711では有効期限を4年と明記しています。)

光輝の強い赤色炎を5分以上確実に燃焼します。
160カンデラ以上の光輝を発するために昼間でも600m以上、夜間では2km以上も先から確認できます。
JIS規格品質基準の風雨下(18m/秒、50mm/時)の条件を余裕をもってクリアしています。
振動、耐熱、落下のJIS規格品質基準を全てクリアしています。

発炎筒は保安部品ですので、車検時のチェックで有効期限が次回の車検までない場合には交換をしてください。ディラー・自動車指定工場・認証工場にて交換できます。

※日本カーリット㈱ホームページより

発炎筒です。正式名称は「自動車用緊急保安炎筒」といい、製品性能は日本工業規格(JIS)で厳しく定められています。ちなみに製品名の「サンフレヤー」と「サンフレヤーACE(エース)」は、視認性の象徴である“太陽(サン)+炎(フレヤー)”から名付けられました。

はい、国産車、輸入車を問わず、日本国内を走行するほとんどの自動車に搭載されています。搭載場所は助手席の足元付近に専用ブラケットで装着されていることが多いのですが、車種によって若干異なる場合があります。お客様のお車のどこに発炎筒が搭載されているか、いま一度ご確認下さい。

高速道路やバイパス道、踏切、往来の激しい一般道などで事故や故障が起こった時、非常信号用としてご使用下さい。鮮やかな赤色の炎を発し、5分以上燃焼します。赤色炎は、昼間は600m以上、夜間は2km以上から視認できます。

マッチの点け方と同様です。発炎筒本体の外筒キャップを外し、外筒キャップ付属の擦り板で発炎筒のマッチ部分を擦って下さい。いざという時あわてないために、ぜひ一度お手持ちの発炎筒本体の表示、注意事項をご確認下さい。

全国の主要カー用品店やホームセンターで販売されています。各店舗の保安用品コーナーを探してみて下さい。また、全国の自動車修理・車検工場、一部のガソリンスタンドでも交換できます。

はい、有効期限は4年です。日本工業規格(JIS)で定められています。有効期限が切れた発炎筒は、劣化して点火しないことがあります。新品への交換をお願い致します。

道路運送車両の保安基準第43条の2において、JIS D 5711「自動車用緊急保安炎筒」の規格又はこれと同程度以上の規格の性能を有しない発炎筒は、保安基準に適合しないものとし、交換の対象になっています。具体的には有効期限が過ぎてしまった発炎筒がこれに該当します。また、「損傷し、又は湿気を吸収したため、性能の著しく低下した発炎筒」も保安基準に適合しないものと規定されており、性能の著しく低下した発炎筒は、有効期限内でも交換が必要な場合があります。

火薬類取締法上のがん具煙火(おもちゃ花火と同類)に分類されるため、堅固なロッカー等に約300本(火薬量25kg相当)まで貯蔵することができます。その際、火災や盗難等には十分にご注意下さい。

※国際化工㈱ホームページより